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住宅ローンの疑問 元利均等返済・元金均等返済とは⁉

 

こんにちは。営業の樽谷(タルタニ)です。

住宅ローンの返済方法として一般的なのは元利均等返済と呼ばれる方法です。これは元金と利息を合わせて均等に返済していく方法、つまり毎月返済額がずっと均等になる返済方法を指します。

一

毎月返済額が安定しているので返済計画が立てやすい点がメリット。

元利均等返済は金利が変わらなければ毎月返済額も変わらないが、返済額に占める元金と利息の比率は毎回変わる。ローン残高が多い返済当初は利息も多いので、返済額に占める利息が多く元金は少なめだ。そのため、ローン残高が減りにくいというデメリットがある。

元利均等返済

外部デザイン

一方、元金均等返済というのは元金を均等に返済していく方法のこと。イメージ図で示すと、元金部分はずっと同じ額を返していくので長方形の形になります。これに対し、利息はローン残高が減っていくのに応じて少なくなるので、右下がりの直角三角形のような形。

つまり、元金均等返済は返済当初の毎月返済額が多く、徐々に少なくなっていく返済方法というわけ。元金が毎月確実に減っていくため、当初の元金の減り方が元利均等返済より早いメリットがある。ただし当初の返済額が元利均等返済より高くなる点がデメリット。

元金均等返済

元金均等返済は多くの銀行で取り扱っており、元利均等返済とどちらかを借りるときに選ぶことができる。

・元金均等返済の注意点

元金均等返済はローン残高の減り方が早く、総返済額が元利均等返済より軽くなるメリットがあるが、最大のネックは当初の毎月返済額が増える

 

・元金均等返済が向いているのはどんな人?

では元金均等返済が向いているのはどんな人かというと、まず「当初は返済に余裕があるが、いずれ教育費などの支出増の見込みや収入減などの心配がある人」が挙げられる。元金均等返済は当初の返済負担が重いが、徐々に負担が減るので将来のリスクを抑えることができます。

数年後に買い替えを予定している人にも適している。というのも、元金均等返済はローン残高が当初から着実に減っていきます。家を売却するときにローン残高が多く残っていると、売った価格でローンを返済しきれない「担保割れ」を起こすリスクがある。担保割れになるとローンを完済するのに足りない分を自己資金などでまかなわなければならず、買い替え計画に支障が出かねない。だが、元金均等返済はローン残高の減り方が大きいので、そうしたリスクも回避しやすいといえます。

 

元金均等返済のメリット・デメリットと注意点をまとめ。

元金均等返済のポイント

メリット
・元金の減り方が早い
・毎月返済額が減っていくので後がラク
・総返済額が少なめ

デメリット
・当初の毎月返済額が多い
・その分、借りられる額が減る場合がある

注意点
・扱っていない銀行もある

 

㈱住成ハウジングでは不動産専門用語も分かりやすく、お客様に説明させて頂くことを心掛けております。

ご不明な点やご不安点はお気軽にご相談ください。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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樽谷 淳史
樽谷 淳史

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